セカンド冷凍庫で食費は何円下がる?共働き4人家族で徹底試算

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「セカンド冷凍庫、本当に元が取れるの?」——投資判断を論理的に行いたい方に向けて、この記事では数字で答えを出します。

経営管理15年のわたしが、セカンド冷凍庫を「設備投資」として捉え、初期費用・ランニングコスト・削減効果をすべて試算しました。

この記事のポイント ・家電を「設備投資」として考えるフレームワーク ・セカンド冷凍庫のコスト構造(初期費用・電気代) ・削減できる「見えないコスト」(食材ロス・外食・時間) ・共働き4人家族のROIシミュレーション ・投資回収期間と損益分岐点

それでは早速見ていきましょう。

この記事は、セカンド冷凍庫の投資判断について検討中の方向けです。ROI分析を踏まえて選んだ具体モデルは【共働き4人家族に最適な小型冷凍庫7選|口コミ比較でおすすめ1台がわかる】でまとめています。


セカンド冷凍庫は「なんとなく便利」で買うものではない

「冷凍庫が足りないから、セカンド冷凍庫を買おうかな」——そう思ったとき、多くの人は「なんとなく便利そう」という感覚で判断しています。

でも、家電は数万円する買い物です。「なんとなく」で決めるには、ちょっと高い。

わたしは経営管理の仕事を15年続けてきました。その経験から言えるのは、設備投資は「感覚」ではなく「数字」で判断すべきということです。


家電は「設備投資」として考える

会社で設備を導入するとき、「なんとなく便利そう」では稟議は通りません。

「初期費用はいくらか」「ランニングコストはいくらか」「それによってどんな効果が見込めるか」「何年で元が取れるか」——これらを数字で示して、初めて投資判断ができます。

家庭の家電も、本質は同じです。

セカンド冷凍庫を「設備投資」として捉えると、買うべきかどうかが明確になります。


経営管理15年の視点で見た「家庭版TCO」

TCO(Total Cost of Ownership)とは、「所有することで発生するすべてのコスト」を意味します。

家電の場合、TCOは以下の式で計算できます。

TCO=初期費用+(年間ランニングコスト×使用年数)TCO=初期費用+(年間ランニングコスト×使用年数)

たとえば、本体価格25,000円、電気代が年間5,000円、10年使うとすると:

TCO=25,000+(5,000×10)=75,000円TCO=25,000+(5,000×10)=75,000円

10年で75,000円。月換算で約625円。

この「月625円」が、冷凍庫がもたらす価値に見合うかどうか——それが投資判断のポイントです。


セカンド冷凍庫のコスト構造を整理する

まずは、セカンド冷凍庫にかかるコストを整理します。

費目金額備考
初期費用(本体価格)20,000〜50,000円60Lクラスなら20,000〜25,000円
年間電気代約5,000円月換算で約400円
10年TCO約75,000円本体25,000円+電気代50,000円
月換算TCO約625円10年使用を前提

初期費用:本体価格20,000〜50,000円

小型冷凍庫(60〜100L)の価格帯は、20,000〜50,000円程度です。

価格帯代表的な容量特徴
20,000〜25,000円60L前後コスパ重視、直冷式が多い
25,000〜35,000円60〜86Lファン式(霜取り不要)も選べる
35,000〜50,000円100〜134L大容量、高機能

共働き4人家族のセカンド冷凍庫として、60Lクラス(20,000〜25,000円)が現実的な選択肢です。


ランニングコスト:電気代は年間約5,000円

小型冷凍庫の電気代は、機種や設置環境によりますが、年間3,500〜5,500円程度です。

月換算で300〜500円。コーヒー2〜3杯分です。

「電気代がもったいない」という理由で導入を躊躇する人もいますが、実際の金額を見ると、想像よりずっと安いことがわかります。


セカンド冷凍庫で削減できる「見えないコスト」

ここからが重要です。

セカンド冷凍庫は「コストがかかるもの」ですが、同時に「コストを削減するもの」でもあります。

削減できるコストを整理すると、投資判断が明確になります。

削減項目年間削減額月換算試算根拠
食材ロス削減30,000円2,500円年間6万円のロスを半減
外食削減(月1回置き換え)60,000円5,000円1回5,000円の外食を作り置きに
時間コスト削減39,000円3,250円週30分×52週×時給1,500円
合計129,000円10,750円

食材ロスの削減効果

日本の家庭で発生する食品ロスは、年間約250万トン。金額にすると、4人家族で年間約6万円分の食材を捨てている計算になります(農林水産省推計)。

セカンド冷凍庫があれば、「使い切れない食材を冷凍保存」できます。

仮に食材ロスを半分に減らせたとすると:

年間削減額=60,000×0.5=30,000円年間削減額=60,000×0.5=30,000円

月換算で約2,500円の削減効果が見込めます。


外食・中食の削減効果

共働き家庭では、「今日は作る気力がない」という日に外食や中食(惣菜・デリバリー)に頼りがちです。

セカンド冷凍庫があれば、作り置きのストックが増えるため、「冷凍庫から出してレンジで温める」という選択肢が増えます。

仮に月2回の外食を作り置きに置き換えたとすると:

月間削減額=2×5,000=10,000円月間削減額=2×5,000=10,000円

年間削減額=10,000×12=120,000円年間削減額=10,000×12=120,000円

現実的には、月1〜2回の置き換えで年間60,000〜120,000円の削減効果が見込めます。


時間コストの削減効果

数字にしにくいですが、「時間」も重要なコストです。

冷凍庫パンパン問題があると、「何を先に消費すべきか」「どう詰め込むか」という思考と作業に時間を取られます。

セカンド冷凍庫で余裕ができると、この「思考と作業の時間」がゼロになります。

仮に週30分の削減効果があるとすると、年間で26時間。時給1,500円換算で39,000円相当です。


ROI試算:何年で元が取れるか

ここまでのコストと削減効果を整理して、ROI(投資対効果)を試算します。

指標数値備考
10年総コスト75,000円本体+電気代
10年総削減効果1,290,000円年間129,000円×10年
10年純利益1,215,000円削減効果−コスト
10年ROI1,620%投資額の16倍以上
投資回収期間約1年3ヶ月保守的に見積もった場合

共働き4人家族のシミュレーション

前提条件:

  • 本体価格:25,000円(60Lクラス)
  • 使用年数:10年
  • 電気代:年間5,000円

削減効果(年間):

  • 食材ロス削減:30,000円
  • 外食削減(月1回置き換え):60,000円
  • 時間コスト削減:39,000円

年間削減効果合計:129,000円

10年間のROI:

総コスト=25,000+(5,000×10)=75,000円総コスト=25,000+(5,000×10)=75,000円

総削減効果=129,000×10=1,290,000円総削減効果=129,000×10=1,290,000円

純利益=1,290,000−75,000=1,215,000円純利益=1,290,000−75,000=1,215,000円

ROI=1,215,00075,000×100=1,620%ROI=75,0001,215,000×100=1,620%

10年間で投資額の16倍以上のリターンが見込めます。


損益分岐点と投資回収期間

もっと保守的に、削減効果を半分(年間64,500円)で計算しても:

投資回収期間=75,00064,500−5,000=1.26年投資回収期間=64,500−5,00075,000=1.26年

約1年3ヶ月で元が取れる計算です。

「本当に元が取れるのか?」という不安は、数字で見ると解消されます。

まとめ:数字で見ると「買わない理由」がなくなる

セカンド冷凍庫を「設備投資」として分析すると、以下のことがわかります。

コスト:

  • 初期費用:20,000〜50,000円
  • ランニングコスト:年間約5,000円(月400円程度)
  • 10年TCO:75,000円(月625円換算)

削減効果:

  • 食材ロス削減:年間約30,000円
  • 外食削減:年間約60,000円(月1回置き換えの場合)
  • 時間コスト削減:年間約39,000円

投資判断:

  • 投資回収期間:約1年3ヶ月
  • 10年ROI:1,620%(保守的に見ても800%以上)

数字で見ると、「買わない理由」を探すほうが難しいです。


ROI分析を踏まえて選んだ具体モデルは【共働き4人家族に最適な小型冷凍庫7選|口コミ比較でおすすめ1台がわかる】で詳しくまとめています。

冷凍庫を活かす作り置き運用術は【小型冷凍庫で朝がラクに|共働き子育ての作り置き術を公開】で解説しています。

わたしが冷凍庫パンパン問題に直面したときの体験談は【小型冷凍庫で朝がラクに|共働き子育ての作り置き術を公開】で書いています。

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